2014年10月25日土曜日

”さんま”と”芋煮” 秋の風物詩を秋空の下で。

 
 
10月24日(金曜日)
 
秋も深まり、当地では、いよいよ「さんま」の季節となりました。地元の人たちは、この季節、やはり「さんま」を食べなければ秋を感じない方も多く、皆さんに聞いても、「さんま」を食べたいとの希望が多かったことから、天気もいいし、秋の風情を堪能するために、「芋煮」も同時に皆さんと作り、
美味しく、気持ちのいい、一時を過ごしました。
 
 
さあ~~ 焼くぞ~~
 
                                      

                

                

                      
                      
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                    焼きあがったぞ、さあ、食べるぞ~
                   
     
                   当地の高齢者は、魚の食べ方がとても上手です。
                      箸の使い方をご覧ください。

    
 
 
                      さんまの頭を「がぶり」
                     これがまた、美味い!!!


                      上品に召し上がります。


                  頭をとって、魚肉とともに骨から切り離します。
                          器用ですね。                          
   

 
                     真剣な眼差し。食感を楽しんでいます。
                     焼き加減、どうでしょうか?


 
ど~れ、さんまの合間に、おにぎりでも食べるかな~と。
ちょっと職員さん、今から食べるんだから邪魔しないでよ。


 
                        さ~次は、芋煮ですよ。


うん これもいける。思わず、うふふ。

皆さん、納得の表情です。




 
細かく、骨の間も食べます。

  
 
今度は、芋煮に挑戦。うん、これも、いけるぜ!


皆さん、美味しいですか。管理者からお声掛け。
でも、皆さん、表情変えず、もくもくと・・・ 

まずは、一段落。 

 
施設玄関前です。こんな感じで、食べてます。

 
美味しかったんで、もう一杯ある?(右下の方)


                    これは、本当の「さつま芋」です。
                   実は、芋も一緒に焼いていました。


 
私、100歳です。この食べっぷり、ご覧ください。
長寿の秘訣は、何と言っても食欲です。
おれを、見習え!!!!!


                     大根おろし、「さんま」に添えます。
                      皆さんに手伝ってもらっています。
                       かなり、手際はいいですね。





 
 
鍋に向かって、一目散。  

まだかな~~~。  


<スタッフ感想>
石巻地方は、やはり秋になると、「さんま」が定番です。これを食べないと、秋が来た感じがしないと言う方もいて、それだけ、庶民の味なのだろうと改めて感じました。震災後は、食べる機会も少なく寂しい思いをしていた住民も多かったことを考えると、3年しか経っていないにもかかわらず、食べることができるようになったのは、やはり時の経過を感じます。
これからも、皆さんが培ってきた風習等を取り入れて、企画を組んでいきますので、少しでも楽しんでいただければと思います。

<追伸>
箸の使い方をご覧ください。殆どンの方々が、逆三角形になっていることがお分かりでしょうか。このように箸を持たないと、魚は上手に食べることはできません。以前当地方では、子供の「躾」の最大の要件は、箸の持ち方であったことを思うと、皆さん、悉く「躾」されたことがわかります。
昔は、箸の持ち方で、嫁入りが決まったとも聞いています。
現在は、持ち方については、様々意見があろうかと思いますが、見ていても綺麗なので、逆三角形を是非お勧めしたいと思います。

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